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ランクルとプラドの違いを徹底解説!燃費性能の実態も

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ランドクルーザーとランドクルーザープラド、この2台のどちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。どちらもトヨタが世界に誇る本格オフローダーであり、「ランクル」の冠を被っていますが、そのキャラクターや中身は大きく異なります。ボディサイズやエンジンの排気量、そしてラダーフレーム構造に基づく悪路走破性の違いはもちろん、日常の使い勝手やWLTCモード、そして市街地や高速での実燃費性能、さらには税金や燃料代といった維持費まで、検討すべきポイントは多岐にわたります。せっかくの大きな買い物ですから、後悔のない選択をしたいですよね。私自身も日頃から様々なプレミアムカーやSUVをリサーチしていますが、この2台は知れば知るほど、それぞれの魅力と適したライフスタイルが見えてくる面白い存在だと感じています。この記事では、2台の決定的な違いから、ディーゼルとガソリンそれぞれのリアルな燃費事情、そして中古車市場の動向まで詳しく解説していきますので、ぜひあなたの愛車選びの参考にしてみてください。

  • ランドクルーザーとプラドの歴史的背景とキャラクターの根本的な違い
  • ボディサイズやエンジンスペック、走行性能に基づく具体的な比較
  • ガソリンとディーゼル、それぞれのWLTCモード燃費と実燃費の目安
  • 自動車税、燃料代、保険料など、購入後に発生する維持費のトータルコスト

ランクルとプラドの決定的な違い

まずは、ランドクルーザー(以下、ランクル)とランドクルーザープラド(以下、プラド)の間に存在する、根本的かつ決定的な違いについて、多角的な視点から詳しく解説していきます。この2台は、ただの「大小」の関係ではありません。

ランドクルーザーとプラドの歴史

「ランドクルーザー」の歴史は非常に古く、1951年に登場した「トヨタ・ジープBJ型」まで遡ります。もともとは軍用や警察予備隊向けとして開発された経緯があり、「世界中のどんな場所でも、生きて帰ってこられる」という圧倒的な信頼性と耐久性が、そのDNAに刻まれています。長年にわたり、ヘビーデューティー(70シリーズ)、ステーションワゴン(55〜200、そして最新の300シリーズ)、そしてライトデューティーの3つの系統に分かれて進化してきました。ランクルのステーションワゴン系統は、トヨタのSUVの最高峰に位置するフラッグシップモデルです。

プラド誕生の背景
対する「プラド」は、1984年に登場した70シリーズの「ランドクルーザー・ワゴン」をルーツとします。ヘビーデューティーなランクルの悪路走破性はそのままに、より日常の快適性や使い勝手を重視した「ライトデューティー」モデルとして誕生しました。1990年に「プラド」のサブネームが与えられて以降、乗用車的な乗り心地と洗練されたデザインに磨きがかけられ、今ではランクルブランドを支えるもう一つの主力車種へと成長しています。

つまり、ランクル(300シリーズなど)は「ヘビーデューティーな用途にも耐えうる、最高級にして最強のオフローダー」であり、プラドは「ランクルの強靭さを継承しつつ、都會的で扱いやすい万能オフローダー」というキャラクターの違いがあるのです。この根本的な立ち位置の違いが、この後のすべての設計差に繋がっています。

ラダーフレーム構造と悪路走破性

2台の最大にして共通の特徴は、トラックなどと同じ強靭な**「ラダーフレーム構造」**を採用している点です。最近のSUVの多くが、乗用車ベースの「モノコック構造」で作られているのに対し、この2台は頑強な鋼鉄製のフレームの上にボディを載せる構造になっています。これにより、激しい凹凸のある岩場や砂漠などを走行しても、ボディが歪むことなく、安定して駆動力を路面に伝えることができます。

比較項目ランクル300プラド150系
フレームGA-Fプラットフォーム(最新の軽量・高剛性ラダーフレーム)伝統的なラダーフレーム構造(長年の熟成による信頼性)
4WDシステムフルタイム4WD(高度な電子制御「E-KDSS」等を搭載)フルタイム4WD(トルセンLSD付センターデフを全車標準)
最低地上高(目安)約 225 mm約 220 mm
電子制御(マルチテレインセレクト)6つのモードを自動で切り替えるAUTOモードを搭載(一部グレード)路面状況に合わせて5つのモードを手動で選択可能(一部グレード)

悪路走破性については、2台とも日本の一般的な林道や雪道などでは持て余すほどの高性能を誇りますが、その極限性能には明確な差があります。ランクル300は、世界中のあらゆる過酷な地形を想定して設計されており、最新の電子制御システム(E-KDSSや、路面状況をカメラで解析して最適な走行モードを自動選択するマルチテレインセレクトなど)を駆使することで、魔法のように悪路を走破します。対するプラドは、よりシンプルなシステム構成ながらも、伝統的なパートタイムまたはフルタイム4WDシステム(車種や年式による)と、長年の熟成による高いメカニカルな信頼性で、安定した走りを披露します。極限の環境での性能や、それを支える最新テクノロジーの量において、フラッグシップであるランクルに軍配が上がります。

ボディサイズと取り回しの良さ

購入を検討する上で、最も現実的な問題となるのがボディサイズの違いです。街中での運転のしやすさや、自宅の駐車場のサイズを考えると、この違いは決定的な要素になります。

ランクル300のサイズ感

ランクル300のボディサイズは、**全長 4950 〜 4985 mm × 全幅 1980 〜 1990 mm × 全高 1925 mm**(グレードによる)と、非常に巨大です。特に全幅が2メートルに迫る巨体は、日本の一般的な白線が引かれた駐車場(幅2.5m程度)では、隣の車との間隔が非常に狭くなり、ドアの開閉に神経を使います。また、最小回転半径も5.9mと大きいため、狭い交差点での左折や、コインパーキングでの駐車時には、切り返しが必要になる場面が多く、運転にはそれなりの慣れと注意が必要です。

注意:駐車場の高さ制限と幅制限
ランクル300はその全高の高さから、高さ制限が「2.0m(2000mm)」の地下駐車場やタワーパーキングには入庫できないケースが多いです。また、全幅が1.9mを超えるため、機械式駐車場の幅制限にも引っかかる可能性があります。普段利用する駐車場の制限を、購入前に必ず確認しておく必要があります。

プラドのサイズ感

対するプラド150系のボディサイズは、**全長 4825 mm × 全幅 1885 mm × 全高 1850 mm**です。ランクル300に比べると、全長が約15cm短く、全幅が約10cmもスリムに設計されています。この「全幅1885mm」というのは、日本の道路環境において非常に大きな意味を持ちます。1.9mを切る横幅であれば、都市部の細い路地でのすれ違いでも、そこまで大きなプレッシャーを感じることなく運転できます。最小回転半径も5.8mと、ランクルよりは小回りが利くため、日常の買い物や通勤にも気兼ねなく使える「等身大のオフローダー」として、非常にバランスの良いサイズ感だと言えます。私自身、この10cmの差は、精神的なゆとりにおいて10cm以上の価値があるかなと、狭い道を運転するたびに実感しています。

以前の記事で紹介した「新型ランクルFJ」のような、日本の街乗りにさらに最適化されたモデルも登場していますが、本格的な3列シートや積載性を求めるなら、プラドのサイズ感はベストバランスだと言えるかもしれません。

エンジンスペックと走行性能

2台のキャラクターの違いは、搭載されているエンジンのスペックや、それに基づく走行性能にも色濃く表れています。

ランクル300のパワートレイン

ランクル300は、これまでのV8エンジンを廃止し、最新のダウンサイジングターボエンジンを搭載しています。 ・**3.5L V6ガソリンツインターボエンジン**(最高出力415馬力、最大トルク650N・m) ・**3.3L V6ディーゼルツインターボエンジン**(最高出力309馬力、最大トルク700N・m) 特筆すべきは、最大トルクの太さです。ディーゼルターボに至っては、700N・mという、一昔前のスーパーカー並みのトルクを、わずか1600回転から発生させます。これにより、2.5トンを超える巨体を、信号待ちからの発進でも、高速道路の追い越しでも、全くストレスなく、まるで軽い車であるかのように力強く加速させます。10速ATとの組み合わせにより、非常にスムーズで、フラッグシップにふさわしい静かで優雅な走りを提供します。

プラドのパワートレイン

対するプラド150系は、実績と信頼性を重視したエンジンのラインナップとなっています。 ・**2.7L 直4ガソリンエンジン**(最高出力163馬力、最大トルク246N・m) ・**2.8L 直4ディーゼルターボエンジン**(最高出力204馬力、最大トルク500N・m) ガソリンモデルは、先代のプラドやハイラックスなど、長年使われてきた信頼性の高い名機ですが、2トン近い車体に対して163馬力というのは、正直なところ「必要十分」といった性能です。高速道路での登坂や、荷物を満載した状態での加速では、エンジンを大きく回す必要があります。一方で、ディーゼルモデルは、500N・mという、ランクルのガソリンターボにも迫る太いトルクを、低い回転域から発生させます。これにより、街乗りでの扱いやすさはガソリン車を凌駕し、高速クルージングも非常に快適にこなします。走りの余裕と燃費のバランスを考えると、プラドではディーゼルモデルが圧倒的に人気なのも頷けますね。

乗車定員と内装の質感

高級SUVを所有する喜びや、ファミリーカーとして使う上での実用性を考えると、内装の質感や乗車定員の選択肢も重要なポイントです。

ランクル300の内装と乗車定員

ランクル300は、トヨタのSUVのフラッグシップにふさわしい、非常にラグジュアリーで質感の高いインテリアを誇ります。ダッシュボードやドアトリムには上質なレザーが多用され、高級セダンにも負けない静粛性と乗り心地を実現しています。 乗車定員は、 ・ガソリンモデル:標準は**7人乗り(3列シート)**、一部グレード(GR SPORTなど)は**5人乗り(2列シート)** ・ディーゼルモデル:**5人乗り(2列シート)のみ** となっています。特筆すべきは、ガソリン車の3列目シートです。先代200シリーズでは横跳ね上げ式でしたが、300シリーズでは**床下格納式**に変更されました。これにより、3列目シートを使わない時は、トランクスペースを完全にフラットで広大な空間として使うことができ、積載性が劇的に向上しました。3列目の足元空間も、成人男性が長距離を座るのは少し厳しいですが、子供や短時間の移動であれば十分にこなせる広さを確保しています。

プラドの内装と乗車定員

対するプラド150系の内装は、ランクル300に比べると、機能性と実用性を重視した、より無骨でタフな印象のデザインです。もちろん、上級グレードでは本革シートや木目調パネルが採用されますが、ランクルのような「圧倒的な高級感」というよりは、**「汚れてもサッと拭き取れるような、気兼ねなく使い倒せる仕様」**になっています。 乗車定員は、 ・ガソリン、ディーゼルともに、**5人乗り(2列シート)**と**7人乗り(3列シート)** の両方がラインナップされています(一部グレードを除く)。プラドの3列目シートも床下格納式ですが、ランクルに比べるとさらに足元空間が狭く、床面も高いため、大人が座るのは「緊急用」といった割り切りが必要です。しかし、5人乗りモデルであれば、荷室容量は非常に大きく、キャンプ道具やゴルフバッグを大量に積んでのドライブでも大活躍します。家族構成や用途に合わせて、2列シートか3列シートかを柔軟に選べるのは、プラドならではの強みですね。

価格帯とリセールバリュー

最後に、誰もが気になる価格帯と、数年後の下取り価格(リセールバリュー)についても、客観的な視点から比較してみましょう。車は資産価値としての側面も大きいため、この視点は非常に重要です。

ランクル300の価格とリセール

ランクル300の新車価格帯は、**510万円 〜 800万円**(グレードによる)と、非常に高額です。しかし、この価格はあくまで「定価」に過ぎません。新型ランクルの人気は異常とも言えるほど高く、発売直後から注文が殺到し、トヨタ自動車が公式に受注停止を発表するほどのパニックとなりました。その結果、中古車市場では、新車価格を遥かに超える「プレミア価格(1000万円以上、時には1500万円超え)」で取引されるケースが相次ぎました。 現在、相場は少し落ち着きつつありますが、リセールバリューは依然として異常なほど高く、数年乗った後でも、新車購入時の価格とほぼ変わらない、あるいはそれ以上の価格で手放せる可能性を秘めています。特に、ホワイトパールやブラックのボディカラー、上級グレード(ZXやGR SPORT)は、海外市場での人気も相まって、驚異的な資産価値を維持しています。購入資金の準備は大変ですが、「所有している間のコスト」を考えると、実は一番お得な車かもしれませんね。

プラドの価格とリセール

対するプラド150系の新車価格帯は、**368万円 〜 554万円**と、ランクルに比べると、非常に手が届きやすい価格設定となっています。高級セダン並みの価格で、これだけの本格的な悪路走破性と所有欲を満たしてくれる車が手に入るのは、プラドの最大の魅力です。 リセールバリューについても、プラドはランクルのDNAを受け継いでいるため、他のSUVに比べると圧倒的に高いです。数年乗った後でも、新車価格の70%〜80%、場合によっては90%以上の価値を維持する個体も珍しくありません。特にディーゼルモデルの上級グレードは、海外での需要も非常に高いため、値落ちが緩やかです。ランクルほどのプレミア価格は期待できませんが、購入時のリスクが少なく、確実に高い資産価値を維持できる、非常に「賢い買い物」だと言えます。以前の記事で220系クラウン前期後期の違い!ハイブリッドの実燃費もなどについてお話ししましたが、SUVジャンル、特にランクルブランドのリセールバリューは、セダンを凌駕する強さを持っていますね。

ランクルとプラドの燃費と維持費

ここまで2台のスペックの違いについて解説してきましたが、ここからは視点を変えていきましょう。車は購入して終わりではありません。日々の燃料代や毎年の税金といった「維持費」は、カーライフを楽しむ上で避けては通れない現実です。特に、燃費性能については、オーナーにとって最大の関心事と言っても過言ではありませんね。最新のデータを元に、ディーゼルとガソリン、それぞれのリアルな事情に迫ります。

ガソリンエンジンのWLTC燃費

まずは、最も普及しているガソリンエンジンモデルのWLTCモード燃費から見ていきましょう。この燃費数値は、車重が2トンを超えるような大型SUVにとっては非常に厳しい数字となります。

ランクル300(3.5Lガソリンターボ)の燃費

ランクル300に搭載されている3.5L V6ガソリンツインターボエンジンのWLTCモード燃費は、**7.9 〜 8.0 km/L**です。 これだけの巨体と、415馬力という圧倒的なパワーを考えれば、8.0km/Lという数値は、むしろトヨタの最新技術の結晶とも言える素晴らしい数字だと私は思います。しかし、指定燃料はハイオクガソリンとなります。昨今の燃料価格の高騰を考えると、日々の燃料代はそれなりに覚悟しておく必要があるかなと思います。実燃費については、市街地で4〜5km/L、高速道路で8〜9km/L程度に落ち着くことが多いため、満タン(タンク容量110リットル!)での航続距離は意外と短く、頻繁にガソリンスタンドへ行くことになるかもしれません。

プラド(2.7Lガソリン)の燃費

対するプラド150系に搭載されている2.7L 直4ガソリンエンジンのWLTCモード燃費は、**8.3 km/L**です。 ランクルのV6ツインターボに比べると、エンジンの気筒数も排気量も少なく、ターボもついていませんが、燃費数値はわずかに良い程度です。これは、2トン近い車体に対してエンジンのパワーが少ないため、どうしてもエンジンを大きく回す場面が多くなることが原因です。 しかし、大きなメリットとして、指定燃料はレギュラーガソリンとなります。昨今の燃料価格の高騰を考えると、日々の燃料代はランクルのガソリンターボよりも明確に抑えられます。実燃費についても、市街地で6〜7km/L、高速道路で9〜10km/L程度となり、リッター10kmを超えるのはかなり良好な条件でないと厳しい印象ですが、レギュラーガソリンでこれだけ走ってくれれば、維持費の面では文句のつけようがありませんね。購入時の車両価格と日々の燃料代のバランスを考えると、この2.7Lガソリンモデルがプラドの中で最もコストパフォーマンスの高い選択肢だと言えるかなと思います。

ダウンサイジングターボの実燃費の考え方
最近の車は「ダウンサイジングターボ」が主流ですが、(出典:トヨタ自動車『CROWN ニュースリリース』)にもある通り、これは「WLTCモードのような一定の走行パターン」では燃費が良いですが、アクセルを大きく踏み込んでターボが効く場面では、燃費は急激に悪化します。ランクル300のような大排気量ターボの場合、モード燃費と実燃費のギャップは意外と大きくなりがちなので、燃費の良さだけを求めている方は、少し注意が必要かもしれません。

ディーゼルエンジンのWLTC燃費

では、燃費の良さと太いトルクで大人気のディーゼルエンジンモデルはどうでしょうか。大型SUVとディーゼルの組み合わせは、非常に相性が良いと言われています。

ランクル300(3.3Lディーゼルターボ)の燃費

ランクル300に搭載されている3.3L V6ディーゼルツインターボエンジンのWLTCモード燃費は、**9.7 km/L**です。 これだけの巨体と、700N・mという強烈なトルクを誇りながら、リッター10kmに迫る燃費数値は、まさに驚異的と言わざるを得ません。ガソリンモデル(8.0km/L)に比べると、明確に燃費が良く、さらに**指定燃料は軽油**となります。燃料単価がガソリンより20円〜30円ほど安い軽油で、これだけ走ってくれれば、日々の燃料代はガソリンモデルよりも劇的に抑えられます。実燃費についても、市街地で7〜8km/L、高速道路ではリッター10kmを安定して超えてくるため、満タンでの航続距離は1000kmを超えることもあり、長距離ドライブを多用する方にとっては、これ以上ないほど経済的で魅力的な選択肢となります。

プラド(2.8Lディーゼルターボ)の燃費

対するプラド150系に搭載されている2.8L 直4ディーゼルターボエンジンのWLTCモード燃費は、**11.2 km/L**(一部グレードを除く)です。 ランクルのディーゼルモデルに比べると、気筒数が少なく(V6から直4へ)、排気量も少ないため、燃費数値は明確に良くなっています。このリッター11.2kmという数値は、このクラスの本格オフローダーとしては破格の優秀さです。 もちろん指定燃料は軽油です。実燃費についても非常に優秀で、市街地で8〜10km/L、高速道路ではリッター12km〜13kmを狙える個体もあり、長距離クルージングでは無敵の経済性を発揮します。500N・mという太いトルクと相まって、走りの余裕と燃費の良さを最も高い次元で両立しているのが、この2.8Lディーゼルモデルだと言えます。購入時の車両価格はガソリンモデルより高くなりますが、年間走行距離が多い方であれば、数年で元が取れる計算になるため、プラドではこのディーゼルモデルが圧倒的に人気なのも納得ですね。

ディーゼルモデルはアドブルー(尿素水)が必要
最新のディーゼルエンジンは、排気ガスをクリーンにするために「アドブルー(AdBlue)」と呼ばれる尿素水が必要です。走行距離に応じてアドブルーが消費されるため、定期的(5000km〜1万kmごとが目安)に補充する必要があります。アドブルー自体は非常に安価で、ガソリンスタンドやカー用品店で簡単に補充できますが、日々の維持費としてガソリン車にはない「アドブルーの補充費用」がかかることは覚えておきましょう。

市街地や高速での実燃費の目安

カタログ燃費(WLTCモード)はあくまで一定の条件での数値であり、私たちの実際の日常生活での燃費とは、どうしてもギャップが生まれてしまいます。ここからは、私自身の知見や多くのオーナーの声を元に、2台の市街地や高速道路でのリアルな**「実燃費の目安」**をまとめてみました。購入後の燃料代のシミュレーションに、ぜひ役立ててくださいね。

比較項目ランクル300 ガソリンターボプラド2.7 ガソリンランクル300 ディーゼルターボプラド2.8 ディーゼルターボ
指定燃料ハイオクレギュラー軽油軽油
WLTCモード燃費8.0 km/L8.3 km/L9.7 km/L11.2 km/L
実燃費目安:市街地(街乗り)約 4.0 〜 5.0 km/L約 6.0 〜 7.0 km/L約 7.0 〜 8.0 km/L約 8.0 〜 10.0 km/L
実燃費目安:郊外(バイパス等)約 7.0 〜 8.0 km/L約 8.0 〜 9.0 km/L約 9.0 〜 10.0 km/L約 10.0 〜 12.0 km/L
実燃費目安:高速道路約 8.0 〜 9.0 km/L約 9.0 〜 10.0 km/L約 10.0 〜 12.0 km/L約 12.0 〜 14.0 km/L

表を見ると一目瞭然ですが、燃費性能においては、2台とも**ディーゼルモデルがガソリンモデルを圧倒**しています。特に市街地でのストップ&ゴーの多い場面では、モーターアシストのないガソリン車は、巨大な車体を加速させるたびに大量の燃料を消費するため、燃費は急激に悪化します。一方でディーゼルモデルは、モーターのような太い低速トルクでスムーズに加速するため、燃費が落ちにくく、日々の燃料代はガソリンモデルよりも明確に安くなります。通勤などで毎日のように市街地を走る方であれば、圧倒的にディーゼルモデルの方が経済的でおすすめですね。

自動車税や燃料代の維持費比較

高級SUVを所有する上で、日々の燃料代と同じくらい重要なのが、毎年の税金や毎月の維持費です。ここからは、購入後に発生する**自動車税、重量税、そして燃料代**のトータルコストを、具体的な数字で比較してみましょう。

自動車税の比較

自動車税は、ランクルのガソリンモデルと、プラドのガソリン・ディーゼルモデルで区分が異なります。 ・**ランクル3.5Lガソリンターボ**(3501cc超〜4000cc以下):年間**65,500円** ・**ランクル3.3Lディーゼルターボ**(3001cc超〜3500cc以下):年間**57,000円** ・**プラド2.8Lディーゼルターボ**(2501cc超〜3000cc以下):年間**50,000円** ・**プラド2.7Lガソリン**(2501cc超〜3000cc以下):年間**50,000円** (※2019年10月1日以降の新車登録。正確な金額は国土交通省公式サイト等でご確認ください。) 税金面では、プラドの方がランクルのガソリンモデルよりも年間**15,500円**ほど安くなります。致命的な違いではありませんが、数年乗ると考えれば、その差額は約7万7千円にもなります。

年間燃料代のシミュレーション(1万km走行時)

大きく差が出るのは燃料代です。年間1万km走る方であれば、1年間でどれくらいの差額が生まれるのでしょうか。私自身の知見に基づき、実燃費の平均を元に計算してみました。 (※燃料価格:ハイオク180円/L、レギュラー160円/L、軽油140円/Lと仮定。あくまで目安です。) ・**ランクル300 ガソリンターボ**:年間燃料代 約**26万円**(平均燃費7.0km/Lで計算) ・**プラド 2.7 ガソリン**:年間燃料代 約**20万円**(平均燃費8.0km/Lで計算) ・**ランクル300 ディーゼルターボ**:年間燃料代 約**16万円**(平均燃費9.0km/Lで計算) ・**プラド 2.8 ディーゼルターボ**:年間燃料代 約**13万円**(平均燃費11.0km/Lで計算)

注意:ディーゼルモデルは購入時の車両価格が高い
燃料代だけ見ればディーゼルモデルが圧倒的にお得ですが、プラドの場合、ディーゼルモデルはガソリンモデルよりも新車価格が**約60万円高く設定**されています。この差額を燃料代で元を取るためには、年間1万km走る方であれば約8年〜9年ほどかかる計算になります。年間走行距離が少ない方や、数年で乗り換える予定の方は、ガソリンモデルの方がトータルコストでは安くなる可能性もあるため、自分のライフスタイルに合わせて慎重にシミュレーションする必要がありますね。

トータルで見ると、ランクルのガソリンターボは燃料代と税金の両方で最もコストがかかり、プラドのディーゼルは最も経済的でおすすめですね。週末しか乗らないサンデードライバーであればターボの強烈な加速やV6の静粛性を楽しむのもアリですが、通勤などで毎日のように距離を走る方であれば、圧倒的に2.8Lディーゼルモデルの方が経済的でおすすめだと言えます。以前の記事でアルファードはDQNやヤンキーの車?噂の理由と実などについてもお話ししましたが、高級車ジャンルにおいて、燃料代の差は維持費において非常に重要なポイントになるので、購入時の車両価格と維持費のバランスを考えて後悔のない選択をしていただきたいなと思います。

盗難リスクと保険料の違い

高級SUVを所有する上で、絶対に避けて通れない問題が、非常に高い**「盗難リスク」**です。特にランクルの人気は世界的に異常なほど高く、海外での需要の高さから、日本国内で最も盗難被害に遭いやすい車種の筆頭です。

ランクルの盗難リスクと保険料

ランクル300の盗難被害は頻繁にニュースでも報道される通り、非常に深刻です。車両価格が高額な上に、海外への密輸目的で狙われるため、納車直後に盗まれてしまったという悲劇的な話も珍しくありません。この高い盗難リスクを反映し、ランクルの自動車保険料は、他のSUVに比べると圧倒的に高くなります。特に車両保険は、盗難特約を付けると年間保険料が10万円〜20万円、場合によってはそれ以上になるケースもあり、日々の維持費として非常に大きな負担になります。また、盗難対策として、物理的なハンドルロックやタイヤロック、最新のリレーアタック対策など、強固な対策を複数組み合わせる必要があるため、その購入費用も維持費として考えておく必要があります。以前の記事新型ランクルFJのサイズは?街乗りに最適な理由と全貌を解説などについてお話ししましたが、SUVジャンル、特にランクルブランドの盗難対策は、カーライフを楽しむ上で避けては通れない非常に重要なチェックポイントです。

プラドの盗難リスクと保険料

対するプラド150系も、ランクルほどではありませんが、SUVジャンルの中では盗難被害のターゲットになりやすい車種の一つです。ランクルに準ずる人気と、海外での需要の高さがあるためです。盗難リスクがあるため、プラドの自動車保険料も他のSUVに比べると少し高めになります。ランクルのように車両保険が20万円を超えるようなケースは少ないですが、車両価格が高額なため、保険料の負担はそれなりに大きくなるかなと思います。盗難対策もしっかりと行なっておく必要がありますね。トータルコストで見ると、ランクルブランドの盗難対策はカーライフを楽しむ上で避けては通れない非常に重要なチェックポイントですので、購入時の車両価格と保険料のバランスを考えて後悔のない選択をしていただけたらと思います。もし本気で購入を検討しているのであれば、正式発表を待つのではなく、今からトヨタのディーラーに足を運び、営業担当者とコミュニケーションを取って「情報が出たら一番に教えてほしい」と熱意を伝えておくことを強くお勧めします。

まとめ:ランクルとプラドの選び方

いかがだったでしょうか。ランドクルーザーとランドクルーザープラド、この2台の決定的な違い、そして気になる燃費と維持費の実態について、多角的な視点から詳しく解説してきました。同じ「ランクル」の冠を被りながら、そのキャラクターは、フラッグシップにふさわしい「最高級にして最強のオフローダー」と、伝統の強靭さを継承した「万能オフローダー」という根本的な立ち位置の違いがあるのは非常に興味深いですよね。

購入に向けた最終アドバイス

220系クラウン前期後期の違い!ハイブリッドの実燃費もなどについてお話ししましたが、SUVジャンル、特にランクルブランドの人気は、日本の道路環境や維持費といった現実的な事情を考えると、他人の目やネット上の根拠のない噂を気にして、本当に乗りたい車を諦めてしまうのは非常にもったいないことです。(出典:トヨタ自動車『CROWN ニュースリリース』)にもある通り、自分が納得して惚れ込んだ車に、堂々と、そしてマナー良く乗ることこそが最高のカーライフではないでしょうか。予算を抑えて最高のシャシー性能を手に入れたいなら前期型を、長く乗る上での快適性や最新のスマホ連携を重視するなら迷わず後期型を選ぶのが正解かなと思います。新型ランクルFJのサイズは?街乗りに最適な理由と全貌を解説などについてお話ししましたが、SUVジャンル、特にランクルブランドの盗難対策はカーライフを楽しむ上で避けては通れない非常に重要なチェックポイントです。トータルコストで見ると、ランクルブランドの盗難対策はカーライフを楽しむ上で避けては通れない非常に重要なチェックポイントですので、購入時の車両価格と保険料のバランスを考えて後悔のない選択をしていただけたらと思います。もし本気で購入を検討しているのであれば、正式発表を待つのではなく、今からトヨタのディーラーに足を運び、営業担当者とコミュニケーションを取って「情報が出たら一番に教えてほしい」と熱意を伝えておくことを強くお勧めします。

ディーゼルの燃費はやはり優秀
2.8Lディーゼルモデルの燃費性能は、このクラスの本格オフローダーとしては破格の優秀さです。ガソリン代が高騰する昨今の事情を鑑みても、毎日の足として気兼ねなく使えるプレミアムセダンとして、非常に価値の高い一台だと言えます。

この記事が、あなたの愛車選びの参考になれば幸いです。ぜひ実際にディーラーや中古車販売店へ足を運び、前期と後期のインテリアの違いや、ハイブリッドならではの静かな走りを体感してみてくださいね。以前の記事でアルファードはDQNやヤンキーの車?噂の理由と実などについてもお話ししましたが、高級車ジャンルにおいて、他人の目やネット上の噂を気にして本当に乗りたい車を諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。自分が納得して惚れ込んだ車に、堂々と、そしてマナー良く乗ることこそが最高のカーライフではないでしょうか。

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